【世界一周】で見た貧困の現状と、知らなかった真実【ファクトフルネス】

女性が舗装されていない道を歩いている

 

「世界一周をしてきた!」
「貧困の現状が想像以上だった、、」

 

世界一周に限らず、東南アジアや中南米を旅行した人であれば、日本では目にすることのないような「貧困」に出会うことがあります。

 

僕自身も、「貧困がひどすぎる、、」とネガティブに感じていたのですが、実はそんなに悲観するべきことではないということに気付かされました。

 

この記事では、根拠に基づいた理由から「貧困の現状」について解説します。

 

【世界中で目にする「貧困の現状」】

モロッコ マラケシュ

 

世界に目を向けると、日本にいたら想像もできないような貧困に出会います。

 

・1日100円以下で暮らす人々
・ゴミ山で食べ物を探している小さな子供
・家がなく、路上で生活をする家族

 

そんなウソみたいな生活を実際にしている人たちが世界のどこかにいて、あなたがこの記事を読んでいるいまこの瞬間にも、病院さえ行ければ簡単に治るような病気でたくさんの人が死んでいきます。

 

「たった数百円の治療費が払えない」という理由で、死んでいくのです。

 

世界を旅すると、そんな貧困の現状に出会う場面が多く、いろいろと考えさせられます。

 

【世界の貧困の現状に対するイメージ】

モロッコ マラケシュ

 

・学校に通えない子供
・予防接種が受けれない子供

 

日本にいても、テレビはこういった子どもたちを取り上げ、涙を誘うような編集で世界の貧困の現状を伝えてくれます。

 

その映像は毎年毎年なにかのタイミングでテレビやニュースで流れ、まるで「貧困がまったく改善されていないようなイメージ」を視聴者に刷り込むのです。

 

すると人々の頭の中にはいつからか、「貧困はなくならないモノ」という価値観が固まってしまいます。

 

その一方で、「貧困はどうせなくならない」と思いながらも「世界の貧困」について熱く語ることが、良識のある大人のステータスのような雰囲気をつくるのです。

 

【頭の中の世界の貧困の現状は「誤解」かもしれない】

女性が夕日を見ながら本を開いている

 

僕もそのひとりでした。

 

フィリピン留学や世界一周を経験し、世界の貧困をこの目で見て、勝手に自分の無力さを噛み締めて泣いた夜もあります。

 

「貧困の現状」を悲観して、世界に絶望した日もあります。

 

でもそれは、目の前の貧困を見て、その国のこと、世界のことを知った気になっていた僕の頭のなかで創り上げてしまった「誤解」だったのです。

 

そう思ったのは、ある1冊の本との出逢いでした。

 

【世界の貧困の現状を知る2つの質問】

クエスチョンマーク

 

あなたは次の質問の答えがわかりますか?

 

・世界の人口のうち、極度の貧困にある人の割合は、過去20年でどう変わったでしょう?

A:約2倍になった
B:あまり変わっていない
C:半分になった

 

毎年毎年、テレビで貧困の現状を観ている人は、「あまり変わっていない」と思うかもしれません。

 

もったいぶるつもりはないので答えますが、Cの「半分になった」が正解です。

 

では次の問題はどうでしょう?

 

・世界中の1歳児の中で、なんらかの病気に対して予防接種を受けている子供はどのくらいいるでしょう?

A:20%
B:50%
C:80%

 

「数百円の治療費が払えないから死んでいく子供がたくさんいる」というような広告が流れているくらいだから、もしかしたら20%かもしれない。

 

なんて思うかもしれませんが、答えはCの「80%」です。

 

【本当の現状はいつも見えにくい】

クスコ ペルー

 

あなたは上記2つの問題に答えて、どう感じましたか?

 

「自分は世界の貧困について詳しいからどっちも正解だったよ!」という人もいるかもしれませんが、きっと意外な結果に驚いた人のほうが多いと思います。

 

僕たちが世界の貧困の現状を知った気になって嘆いている間に、数え切れない人たちの手によって貧困は確実に減っていたのです。

 

もちろんまだまだ問題は山積みです。

 

でも、僕の頭のなかにある「貧困の世界」と比べると、よっぽど現状のほうがマシでした。

 

世界を旅して世界を知った気になっていたけど、旅をすればするほど、貧困を見れば見るほど、「本当の現状」が見えなくなっていたのです。

 

【世界は「貧困層」と「僕たち」だけじゃない】

シャウエン モロッコ

 

それに僕は、「貧困層」「僕たち」という2つのくくりだけで世界を分別してきました。

 

・ボロボロの服を着た人を見ると、「貧困層の人」
・スーツを着て歩く人を見ると、「僕たちと同じ人」

 

という風に、まるで世界が「貧困国」「先進国」しかないようなイメージだったのです。

 

しかしこの世界には、「貧困層」と「先進国」の2つだけでなく、「真ん中」があるということを知りました。

 

言い方を変えると、「低所得の層」と「高所得の層」に加え、「中所得」という真ん中の層があり、「低所得の層」の人たちは、「中所得の層」にどんどん移動しています。

 

つい数年前まではボロボロの服を着ていた人たちも、高級スーツは買えないけど、不自由なく衣類を揃えられるようになっているのです。

 

【さまざまな角度から現状を見てみる】

地球儀を持った女性

 

こんな風に、悲観しすぎていた世界の現状は思っていたよりも明るくて、多くの人が絶望ではなく、希望を胸に前に進んでいることがわかります。

 

自分の目で世界を見て、視野が広がっていたつもりが実は狭くなっていたなんて、まるで水をぶっかけられたような衝撃でした。

 

きっとこんなことがもっと身近にもある気がします。

 

「あの人すごく嫌い」
「この仕事はつまらない」

 

そんなことでも、見る角度を変えてみるだけで、なにか大きな発見があるかもしれません。

 

視野を広くして、いろいろなモノを見れるようになるのもいいけど、「ひとつのことをさまざまな角度から見てみる」ということも忘れないようにしなければいけませんね。

 

【世界の貧困の現状を知るには「ファクトフルネス」】

 

「もっと世界の現状を知ってみたい!」と思ってくれた人はこちらの本を読んでみてください。

 

 

あのビルゲイツも大絶賛しているほどで、世界のさまざまな「本当の現状」をデータに基づいて知ることができる良書です。

 

この記事で紹介した質問も「ファクトフルネス」から抜粋していて、全部で13の質問と、11の章に分かれています。

 

本が苦手な人でも、わかりやすい例やグラフが使われていてスラスラ読めるので、特に世界についてより深く知っておきたい社会人におすすめの1冊です。

 

【世界中の「希望の種」が芽を出す日まで】

たんぽぽと夕焼け

 

この文章を書いている間にも、世界中では数え切れないほど多くの人が死んでいる。

 

飢え、病気、戦争、、、。

 

まるでどんなヒーローにも救えないような、苦しくて悲しい現状。

 

だけど同時に、

 

貧困という大きな問題に対して、人知れず戦っている人がいる。

 

僕たちが「政府がダメだ」、「あの国が悪い」なんて会話を酒のツマミにしている間にも、命をかけて世界を良くしようとしている人がいる。

 

そんな現状もある。

 

いつかまた世界を旅するチャンスがきたら、僕はこの世界をどんな風に見ながら周るのだろうか。

 

ひとつの角度からしか見えないことにとらわれることなく、世界中に散らばる「希望の種」を見逃すことなく。

 

そんな風に歩いていけたらいいな。なんて思ってます。

 

【世界の貧困の現状「ファクトフルネス」 まとめ】

男性がこちらを振り返っている

 

・貧困にはつくられたイメージがある
・極度の貧困層は20年前から半分になった
・予防接種が多くの子供に届くようになった
・ひとつのことをさまざまな角度から見よう
・世界は確実に良くなっている

 

僕はまだまだ無力で、こうやって顔も見えないし、どこにいるかもわからないあなたに気持ちを届けることしかできません。

 

だけど近い将来、机の前に座って文章を打つだけでなくて、もっと具体的な行動を起こしたいなって思っています。

 

それがなにかはまだなにも浮かんでいないけど、世界中にひとつでも笑顔が増えるような、そんなことができたらいい。

 

もしもなにか特別な想いを抱えてこの記事を読んでくれた人がいたら、一緒になにかできたらいいな、なんてことも思っています。

 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

よしき。91年うまれ。🔖フィリピン留学🔖カナダワーホリ🔖世界一周🔖元ゲストハウス支配人🔖🔖フリーで執筆、写真、動画編集🔖フジフォトギャラリー銀座で写真展。青とスキューバダイビングとミスチルが好き。